
2025年秋冬コレクションについて
過去と現在、伝統と革新、個人と集団といった二元性は、グッチのコレクションの中で絶えず対話を続けています。こうした要素は、新たな視点を育むダイナミックな相互作用の中でバランスを取り合い、お互いを際立たせながら、深みと奥行きを加えていきます。2025年秋冬 コレクションのファッションショーでは、ウィメンズとメンズのコレクションがそれぞれ独立しながら、対をなす軌跡を描き、やがて交わってひとつになるという形で披露されます。それは、アイデンティティが多様な側面の分岐と融合を通じて形作られることを示唆しています。
2025年秋冬コレクション ファッションショーのランウェイは、グッチのシンボルのひとつであるインターロッキングGを思わせるカーブを描いています。2つのGを反転して組み合わせたこのシンボルは、今年で誕生から50年を迎えました。ブランド創設者グッチオ・グッチへのオマージュであるだけでなく、個々のストーリーが交差することで、ひとつの大きな物語となる瞬間を象徴しています。
大切なひととき:ダコタ&アサートン・グレイス
グッチ2025年春夏ウィメンズ コレクションのファッションショー出席の準備をしながら、一緒に時を過ごすダコタ・ジョンソンと妹のアサートン・グレイス・ジョンソン。サバト・デ・サルノは、グッチのファッションショーやその他のイベントに自身の家族を招待するだけでなく、ゲストたちにもそれぞれの家族を伴って参加して欲しいと伝えることで、気楽でくつろいだ雰囲気を生み出そうとしています。
ファッションショーの詳細については、グッチ ポッドキャストの最新エピソードをお聴きください。
2025年春夏 ウィメンズ コレクションのファッションショー開催を記念して、グッチはブックシリーズの第3弾となる『Gucci Prospettive 3: Italiane Ancora』を刊行します。エヴァ・ファブリスとジョヴァンナ・マンツォッティがキュレーションを担当したこの最新号では、40歳未満の女性アーティスト40名が選ばれました。そして彼女たち自身やそのクリエイティビティに影響を与えた先進的な女性の名前を挙げてもらうことで、現代においてアーティストであること、女性であることについて対話を育み、イタリアの芸術や文化に影響をもたらした、各界の女性の第一人者たちを紹介しています。