テーブルへ運ばれてきたときにまず目に留まるのは、パスタにたっぷりとかけられたパルミジャーノ・レッジャーノの濃厚なソース。
イタリアの有名なチーズを鍋の中で煮立たせ、じっくりとかきまぜて作るこのソースは、料理の真の主役を引き立てるために考案されたもの。トルテリーニと呼ばれるこのパスタは、グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラの料理人、マルティナ・フラッカローリ(Martina Fraccaroli)が毎朝手作りしているものです。マルティナはトルテリーニ作りの方法を、発祥の地モデナの女性たちから教わりました。今では毎朝レストランのキッチンでロックを聴きながら、料理長カリメ・ロペス(Karime López)率いるチームがランチの支度にとりかかるまで、練りたてのパスタを巧みに折り合わせていきます。トルテリーニの形は、ボッティチェリの描くヴィーナスのへそにも喩えられてきました。マルティナは自分が作るグッチ オステリアのトルテリーニを「ぽっちゃり」と表現します。ひと口噛むごとに美味しさが最大限に引き出されるよう、はちきれんばかりに肉を詰めてあるからです。グッチ オステリアのメニューのトルテリーニは、アートディレクターやアーティストとしても活躍しているフォトグラファー、マックス・ジーデントップ <a href="https://www.instagram.com/maxsiedentopf">@maxsiedentopf </a>が撮影しました。
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