1899年に創設されたこの墓地は、草創期のハリウッドとロサンゼルスの発展の一翼を担ってきました。「ハリウッドの母」と呼ばれ、この街の名付け親でもあるダエイダ・ウィルコックス・ベヴァリッジも、昔からの住民とともに墓地の霊廟に眠っています。パラマウント・スタジオは、この墓地の未使用だった南半分に建てられたもので、今も映画製作が行われています。
ハリウッドの映画ビジネスの幕開けと繁栄を見守ってきたハリウッド・フォーエバー墓地は、ジェシー・ラスキーやセシル・B・デミルといった映画界のパイオニアをはじめ、有名スタジオのオーナー、脚本家、監督、役者たちの永眠の地として選ばれてきました。霊廟にはサイレント映画時代に活躍した初の国際的スターであり、今なお、毎年の追悼式には数百人のファンが訪れるルドルフ・ヴァレンティノも眠っています。ハリウッド・フォーエバー墓地は、1999年にアメリカ合衆国の国家歴史登録財に指定され、ロザンゼルス市とカリフォルニア州のランドマークとなりました。近年は、ハリウッドの新世代のレジェンドたちも迎えています。ジュディ・ガーランドは自身の墓石の下に眠り、レジェンドたちの庭園には、ジョニー・ラモーンが等身大の銅像とともに祀られています。その近くにはラモーンズのベーシストのディーディー、サウンドガーデンのリードボーカル、クリス・コーネルも眠っています。現在、墓地は多くの映画やテレビ番組のロケ地にもなり、最近ではテレビドラマ『インセキュア』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』に登場しています。共同オーナーであるタイラー・カシティー(社長)とヨグ・カンティア(CFO)、そして文化イベントディレクター、ジェイ・ボワローの主導により、ハリウッド・フォーエバー墓地は、ロサンゼルスでも最も著名な文化施設のひとつとなり、家族連れなどの多くの人々がコンサート、演劇、コメディー番組や映画の鑑賞に訪れています。毎年、夏に開催される野外上映会では、数千もの人々が芝生に集い、霊廟の壁面に映し出される昔のハリウッド映画を楽しみます。毎年の「Dia de Los Muertos(死者の日)」には、豪華に飾られた祭壇やアステカ族のダンサーたちが登場し、仮装行列や、5つのステージでのパフォーマンスが終日繰り広げられます。北米最大規模となるこのフェスティバルは、伝統行事をアメリカ国内に広めたものとして高い評価を得ています。
ハリウッド・フォーエバー墓地は人生の喜びを祝う場所にもなります。Fairbanks Lawn で夏に開催される野外コンサートには、ラナ・デル・レイ、シガー・ロス、ボン・イヴェール、スフィアン・スティーヴンス、ミゲルといったアーティストがパフォーマンスを披露します。ハリウッド・フォーエバー墓地は、このようにセレブリティが眠る地として、また文化的なイベント会場として知られている一方、今も墓地、葬儀場、火葬場としての機能を備え、毎年、ロサンゼルスに住む数千の家族が利用しています。
ハリウッド・フォーエバー墓地とグッチ
ハリウッド・フォーエバー墓地とグッチ、そしてアレッサンドロ・ミケーレには特別なつながりがあります。2016年に、亡きジョニー・ラモーンのために妻リンダが主催したパーティーに参加したアレッサンドロ・ミケーレは、2017年春夏コレクションでこの墓地を思わせるエンブロイダリーをデザインしました。またその後、1970年代のカラーとフォルムにインスピレーションを得て全面クリスタルで装飾されたサングラス コレクションを、〔ハリウッド フォーエバー〕と名付けました。
また、ハリウッド・フォーエバー墓地は〔グッチ ギルティ〕ブレグランスの新しいムービーの舞台にもなっています。アカデミー賞に輝く俳優ジャレッド・レトと時代の寵児とも言われているシンガーソングライターのラナ・デル・レイが出演するこの広告キャンペーンは、2019年1月に世界で公開される予定です。
Hollywood Forever
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