アンディにとって、レゴ・ブロックは自分が遊び続けるもので、 いつか生まれてくる子どものために大切にしまっておくわけにはいかないようです。彼は、北京の紫禁城をはじめとする、故郷である中国の街並みや建物の外観だけでなく、その文化のニュアンスまでをもプラスチックのピースで再現しようとしているアーティストです。現在は香港を拠点にレゴによる作品制作のスペシャリストとして活動、そして12月16日まで上海の余徳耀美術館で開催中のマウリツィオ・カテランのキュレーションによる展覧会「The Artist is Present」のために、グッチを象徴するバッグのひとつ、〔シルヴィ〕をレゴで再現しました。標準パーツから特注のものまで1000ピース以上のレゴを使用し、3週間をかけて完成させた作品は、バッグのストラクチャードシェイプを見事に再現。「最も神経を使ったのは、レザーの質感とフォルムを再現して、バッグと同じようなラインやルックを作り出すことでした」とアンディは話します。彼はすでに、実物大の兵馬俑(へいばよう)を作るという次のプロジェクトに向かって、兵士や馬車、騎馬の制作をスタートしています。
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