「国際ガールズ・デー」に、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで開催された「ケリングトーク2017」にて、グッチの社長兼CEOのマルコ・ビッザーリは、グッチの今後10年の持続可能な事業計画「Culture of Purpose」を発表しました。
その計画には、グッチが「Fur Free Alliance (毛皮に反対する国際連盟)」に加盟し、2018年春夏コレクションよりリアルファーの使用を廃止すること、およびユニセフに100万ユーロを寄付し「ガールズ エンパワーメント プロジェクト」の設立を支援すること、というふたつの重大なコミットメントが含まれてます。
エコロジカルなライフスタイルを提案しているオンラインマガジン兼ショップ「Eco-Age(エコエイジ)」の創設者でありクリエイティブ・ディレクター、リヴィア・ファースとの対談において、ビッザーリはグッチの事業計画における次の3つの柱について紹介しました。
環境保全 – グッチは環境への影響を軽減するために、ラグジュアリーブランドの新しい基準とすべき高次の目標を設定し、その実現に取り組んでいます。例:グッチ製品に使用される原材料の95%までにトレーサビリティを実現しました。
人権の尊重 – グッチは従業員の人権とその価値を尊重し、製品製造に関わるすべての人々の生活の向上に貢献しています。例:サプライチェーンに対する責任と革新的なマネジメント(グッチは今年9月、持続可能なイノベーションをたたえる「GCFA(グリーンカーペット・ファッション・アワード)」を受賞)、ジェンダーの平等(シニア マネジャーの59%が女性、女性の地位向上のためのキャンペーンをサポート)、ダイバーシティ&インクルージョンの実現など。
新しいビジネスモデル – グッチは多様な技術革新により、製造と物流の効率を向上させる新しいソリューションを展開しています。 例:社内における革新を促進する人材育成とスタートアップのための環境を整えています。
環境保全、人権の尊重、新しいビジネスモデルの3つの柱のもとに展開するグッチの計画「Culture of Purpose」を
Gucci Equilibrium . でご覧ください。
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