
写っているのは、アレッサンドロ・ミケーレが愛犬である2匹のボストンテリア、ボスコとオルソとともにローマの自宅で過ごす様子。仕事の合間の時間をここで過ごす彼は、詩を読んだり、トーマス・マンの小説『魔の山』を読み返したり、編み物をしたり、ギターの練習をしたりしています。
ココ・キャピタンが家で目を閉じたときに思い浮かべるのは、海への旅。「自分がシュノーケリングしたり、泳ぎ回りながら魚やサンゴを見たりしている様子を思い描くのが好き。海の中にいる自分の記憶に立ち返るのが好きなんです」
アリアナ・パパデメトロプロスは絵筆を手に、印象的な色合いのシャボン玉を描きます。「私の日々の仕事や生活には、ファンタジーが宿っています。自宅はその延長線上にある場所。家が幻想的であれば、可能性に満ちたマジカルな場所へと私をいざなってくれるんです。今私が描きたいのはシャボン玉。今こそそれにふさわしい時間だと思うわ」
アーティストのイザベラ・コティエは、自身のスケッチブックの絵をシェアしてくれました。今回のような状況の中、人はクリエイティブであろうとその人なりの方法を追求していると彼女は考えています。それが料理であったり縫い物であったり、狭い場所で日光浴をするにはどうしたらよいか考えることであったり、医療の最前線で働く人やライフラインに直結する仕事を担うエッセンシャル・ワーカーをサポートするための新しく画期的な方法を模索したりすることなのです。
写真家のブラッド・エルターマンは、#GucciCommunityに数多くの家族写真の中から彼の母親、フランシスの素敵な写真をシェアしてくれました。ブラッドは、困難に面しているときに母親がよく彼に話していたという言葉も教えてくれました。「母は自分にとって常にお手本となる存在でした。その日が終われば何事もうまくいくし、翌朝には物事はもっと良くなっているわと繰り返し言っていました。この言葉をいつも思い出しますし、込められたメッセージには今でもとても心が温まります」。ブラッドはロサンゼルスの人里離れた渓谷にある自宅で時を過ごしています。「庭に訪れる、胸の部分がイエローとグリーンの小さな美しいカナリアの写真を撮っています。毎朝「おはようブラッド」と歌ってくれるんですよ」。彼の家族写真には、この状況下でのクリエイティビティ、愛、そして幸せのメッセージが詰まっています。
クリップボードにコピー